『きっと幸せにはなれない』
そんなこと
とっくの前から気づいていたのに
ぼくはその場の愛に
身を浸しゆっくりと溺れていった。
登場人物
・ぼく
・ぼくの恋人
↓
付き合って10年・同棲中
・彼
・彼の恋人
↓
付き合って12年・同棲中
1.出会い
【彼】とは友達だった。
ぼく彼はSNSで知り合い
歳も近いからか話が合い
やりとりをするうちに仲良くなった。
彼は恋人がいて
仲睦まじい様子を
いつもSNSに投稿していて
ぼくも微笑ましくみていた。
初めて彼と会った時には
人見知りのぼくは緊張していて
会話をリードしてくれる彼が
とても頼もしく思った。
次第に緊張もほぐれて
会話もぼくから話題を話すようになり
笑顔も増えていった。
時間が経つのが早く
気づくと24時に針が差し掛かり、
時間を忘れていたことに驚いた。
ふと我に返りLINEを見ると
ぼくの恋人から
身を安じる内容のトークが。
恋人には
「友達とご飯に行く」
とだけ伝えてあり
「遅くなる」とは
一言も伝えていなかったため
心配された。
「今から帰るね!遅くなってごめん」と
恋人に返信をした。
そしてぼくは彼に
「今日はありがとう、また遊ぼうね」
と伝えて
彼からは
「僕も楽しかった!また今度遊ぼう!
気をつけて帰ってね」と言われた。
そしてぼくは電車に揺られて
部屋からの最寄駅へと向かった。
お互いに恋人の待つ部屋に帰る。
〜つづく〜
※この話はフィクションです。
久しぶりに自分の文章を書きたくて
書いてみました。
続きをお待ちください♪
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