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「二日目の始まり」
ぼくたちは
再び車に乗り込み
東京へと向かった。
最終目的地は
ぼくの部屋だが
次はどこへ行くのか。
天気は晴れ
ぼくたちはお互いに
会話が途切れることなく
穏やかな雰囲気で車内を過ごした。
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「ラーメン屋さん」
東京都に入り
ぼくの名前の知らない土地に降り
下道を少しばかり彼の運転する車が走る。
お昼頃になり
お腹が空いてきた頃のこと。
「着いたよ」と彼が言った。
券売機でラーメンの
チケットを買って店主に渡し
運ばれてきたラーメンを
横並びにぼくたちはズルズルとすすり食べる。
美味しくて
初めて2人でラーメンを
食べたことに楽しくなった。
そうしてまた1つ
ぼくたちの「初めて」が増えた。
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「友達の実家」
「着いたよー!」
と彼はぼくに言った。
そこには一軒の家があり
表札には彼の苗字が書いてあった。
「大学の後輩ってことにしといてね」
と彼がぼくに伝えて
ぼくは後輩役に抜擢された。
家に入ると
彼の母親が出てきて
「大学の後輩だよ」と彼が
ぼくを母親に紹介した。
ぼくはニコリと笑って
愛想よく振る舞い
ぼくたちは彼の部屋へ行った。
「親にクリスマスは帰るって
言ってたから寄らせてもらってね」
と彼がぼくに伝えた。
旅の疲れもあってか
数時間ぼくたちは
彼の部屋でのんびりと昼寝をした。
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「クリスマスソング」
ぼくが目を覚ますと
部屋には誰も居なくて
少しすると彼が部屋に入ってきた。
「ちょっと行こっか!」
と彼はぼくに言って
ぼくたちは車に乗り込み
イトーヨーカドーへ向かった。
どうやら彼の母親から
「クリスマスケーキを買ってきて欲しい」
と伝えられてたそうだ。
ぼくと彼は車の中で2人
洋楽の有名どころの
クリスマスソングを聞いていた。
イトーヨーカドーの
立体駐車場は混んでいたため
アルバム1枚ぐらい余裕で聴き
ぼくたちは少し疲れていた。
そしてケーキを買って帰ると
彼の母親は喜んだものだから
甲斐性ありと感じ
ぼくたちは満足した。
おまけ
ふたりで初めて見る景色や
初めてすることがとても新鮮で楽しくて
幸せな時間を感じるぼくたちでした。
次回は最終回です!
ぼくの部屋にたどり着いたぼくたちは
どういう結末を迎えるのでしょうか…
お楽しみにお待ちください( ´∀`)
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