東京3~暴力と暴言~

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外は寒く
道ゆく人たちが肩を狭めて
身を縮こませながら歩いていた。



そんな中ぼくは
東京のど真ん中を自転車漕いで
会社に向かっていた。


今日は失敗しないようにしなきゃ

そんな焦りと不安を
ぼくは抱えて会社に向かう。



☆☆☆



お前な、ホンマバカか!


ぼくが失敗するたびに
上司からの暴言が飛んできた。


バカ」「アホ」「ボケ


そんな暴言が飛び交う日常。



さらには上司からの
竹刀がぼくの肩を叩き

スリッパがぼくの頭を叩き
その度に気合いが入ると同時に

もっと頑張らなきゃ」と
自分に言い聞かせた。





「これが社会人なんだ」
と言い聞かせて
おかしいとは思わなかった。



いや、思えなかった。




周りの誰にも言わないから
「おかしい」ことに気づけない

上司数名の支社のため

その状況を黙認され
何も変わらない


そんな状態が続いて
さらにエスカレートしていった。




☆☆☆




会社から一歩外に出ると
ぼくは自由の身



楽しみといえば
ブログで知り合ったA君の
恋愛相談を聞くこと



ぼくの居る現実とは
遠く離れた空の下の
恋愛話を聞いていると
自然と心が落ち着いて楽しかった



気付けば毎日
LINEでメッセージを送りあったり
時には電話をしたりして

A君とは心の距離が近づいていた。





☆☆☆





ある日のこと。

会社で失敗したぼくは
ケツだせや
と上司に言われて
竹刀からパワーアップした木刀
臀部を叩かれた。





決して暖かいとはいえない
少し冷えた空気の社内で

ぼくは
「はうっ」と声をあげた。



あまりにも痛くて
座り込み悶えた


仕事を終えて社宅に帰り
お風呂に入ろうと思い
ズボンを脱いだ。





ぼくは
青くなっている自分の臀部を見て
涙が出てきた



なぜか涙が止まらなくて
その理由が分からなかった。





ぼくは自分が
傷ついて壊れている」ことに
その時には気付けなかった。




あとがき(筆者より)

良い意味で
「人を疑わない性格」
のぼくだったので

きっと上司のすることに疑いがなく
「これが教育?会社?」なんだと
思っていました。
(いっと世間知らずとも言うのかな)


10年前のことだから
もう平気」と思っていても
いざ書いていると
ひどいことをされたんだな」と
今でも思います。




さて状況は悪くなるばかりです。
今後のぼくはどうなるのでしょうか?

続きをお待ちください!

応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

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