東京2～崩れる関係～

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ぼくは会社にいけば
上司に竹刀で毎日叩かれた。



その度に
「痛い！気合いが入る！」と思い

「これが会社なのか！
　厳しいということなのか！」と思っていた。

違和感は全くなかった。

『ちょっと痛いけど
　社会人は大変だけどがんばろう』
とぼくは思いながら働いていた。

☆☆☆

いつの間にか
ぼくから彼には
自然と連絡をしなくなっていた。

仕事の忙しさもあるが
彼と一緒にいると
彼のことを考えると

気持ちが窮屈になり苦しいから。

だから距離を置いた。

彼のことを考えたり連絡することよりも
友達と遊ぶことが楽しくて

彼に抑圧されていた
「友達と遊びたい」という
ぼくの気持ちを今は素直に出せて

叶えられている今が
とても幸せだと感じた。

☆☆☆

1月初旬のこと。

ぼくは以前からブログをしていた。
ブログで「A君」と繋がり知り合った。

A君は男性で
付き合っている彼とのことを
ブログに書いていた。

そんな中でいきなり

「彼とのことで困っています。
　誰か相談に乗ってください！
　LINEのIDは◯◯です」

とブログに載せていて

「これは個人情報漏れてやばいぞ！」

とぼくは思い

A君のブログ記事に載っていた
LINEのIDに

「今すぐ記事を消した方がいいよ、
　誰か変な人から連絡くるよ」

とメッセージを送った。

これが
全ての始まり。



長い長いぼくたちの
はじめの一歩だった。

あとがき（筆者より）

話にするとあっさりとしている？と思うけど

彼と連絡しなくなるまで
時間がかかったり
友達と遊ぶ中での葛藤があったり
会社に行くと叩かれたりと

非常に目まぐるしい日々でした。



色々なことが重なりすぎて
痛かったり幸せだったり
連絡しなくなったりと

一度に色んなことが起こって
ゆっくりと何かを考える
時間がありませんでした。



そんなぼくはこれから
どうなるのでしょうか。


続きをお待ちください！