新しい恋を探して9

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【あらすじ】
高校3年生の時に初めて男の人と付き合い
3年後に別れる。

その後、女性と付き合い数ヶ月で別れる。

そして自分が「男性が好き」と分かって
出会いを探していた。



ある飲み会で男性と出会い
積極的にアプローチをして
一夜を共に過ごす。


翌日は電車に乗り
彼からイヤホンを渡され
二人で音楽を聴きながら
電車に揺られて

それぞれの
生活へと戻る。


クリスマス前に彼の元へ行き
そして合流する。


そしてぼくたちは
再会を喜び抱きしめあったあと
温泉へと向かう。


温泉後に夕食を食べて
彼の部屋に帰り二人は寝る。

そして翌日から
東京へ向けて出発する。



翌日になりぼくたちは
東京へ向けて出発、
彼が車を走らせる。


ぼくにとってはサプライズの旅で
何も知らない。


到着したのは熱海。

二人で夕方まで散歩をして
夕食を食べて宿に行く。


貸切温泉に入ったぼくたちは
部屋へと戻る。


その後のおはなし。
(当時は大学4年生22歳)





うっし

「窓を開けて星空を」





お風呂を出て
ぼくたちは部屋に戻った。


宿に到着した時
窓の前に障子が閉まっていて
景色を気にしていなかったから

ぼくは障子を開けて
窓越しに景色をみた。



景色を見渡すと
木々の間から海が見えるのだが
夜なので当然暗い。



でも見上げると
暗いからか満天の星々が輝いていた。




見上げてポカンと
口を開けるぼくに彼は
「どうしたの?」と聞く。


「みてみて!」とぼくは
彼に光る星々を指差して言った。







うっし

「温かな夜」




窓を開けると
星はさらに綺麗に見えた。
だけど寒い。



そこでぼくたちは
横並びに座り

一つの布団を
羽織るようにして
背中に掛けてくっついた。



そして
「あったかいね」
とお互いに言って

しばらく星空を
2人で眺めた。



辺りからは音がせずとても静かで
頬にあたる空気は冷えていて
それでも体は温かくて。



ぼくは
「もっとこの時間が続いたら良いな」
と思った。







うっし

「いざ東京へ!」




星空を見て30分ほど経ち
さすがに寒くて
風邪をひいてはいけないので
星空観察は終わった。



そして2人は
1つの布団で温め合いながら寝ました。



今夜は
車の移動や
見慣れない景色に興奮して疲れたのか

よく寝れて
いつの間にか朝になっていた。




朝起きると
ぼくたちは朝風呂をした。



冷えた空気の中
湯気がのぼる浴室に入るのは
とても気持ちが良かった。



お互いに
ファミコンや
スーパーファミコンの話をして
とても盛り上がった。



「小さい頃にやったよね!」
なんて話しながら楽しかった。



そして
お風呂から出たぼくたちは
宿を後にして東京に向かった。





おまけ


星空を二人寄り添って見上げて
「あったかいね」と言いながらとか!!

マジで幸せすぎるやろ!って思う
シチュエーションですよね…

今となっては羨ましいです…はい笑



ちなみにですが、
この時はまだキスしていません。

だって付き合っていないので!!



そして次回は東京に到着して
彼の実家に行くはなしです。


付き合っても居ないので
ハードルなんてものはないです笑



では次回をお楽しみに( ´∀`)


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