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「罪の意識」
『久しぶり、元気にしてる?』
その内容のメールを
ぼくは彼に
何度も何度も
アドレスを思い出しながら送る。
送るたびにメールセンターから
『宛先が見つかりません』とメールが来る。
そしてついに
ぼくのメールは彼に届いた。
温め合ってキスで始まった
元彼のことです。
ぼくはメールが届いてから
ドキドキが止まらなかった。
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「お互いの気持ち」
ぼくと彼は
キスから始まり
話し合わないまま別れた。
始まりも言葉がなければ
終わりも言葉がない。
そのことに
別れてからずっとずっと
モヤモヤとしていた。
『別れたけど別れきれていない』
この感じが
フワフワと心の中を漂っていた。
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「メールの返信」
元彼にメールを送ってから
1日経ったころ、返信がきた。
『元気にしてるで。タカは?』
(タカはぼくのことです)
前みたいに絵文字もなければ
ただ淡々とした文字が
並べられているだけだった。
そのメールの空気感が辛かった。
『元気にしてるで!
そういえばさ、ぼくらって別れたんよね?』
とぼくは彼にメールを送った。
ぼくは答えが欲しかった。
ただひと言
『別れた』と聞いて
ケリをつけたかった。
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「やっと終われた」
『うん。最後のとき
タカが出ていった時に別れたと思ってる。』
その言葉でぼくは納得した。
だけど
スッキリとはせず
口からハッキリと聞きたいため
返信をした。
『今度遊べる?』
ぼくは何を送っているんだ。
『忙しいから
冬休みになら遊べるかも』と元彼。
『早く遊びたい』
ぼくは何を言っているんだ。
それきりメールは
返って来なかった。
ぼくは欲望に負けた
自分を恨んだ、
悔やんだ、
そしてもう
終わらせたかった。
彼女との関係を。
おまけ
みなさんこんにちは!(*´ω`*)
当時のぼくは
「なんとしても彼にメールを送ってやる!」という
執念のようなものに取り憑かれて
いたように思います。
きっと本当に頼れる人が
彼しかいなかったのかもしれません。
というか、
自分から別れを言っておいて
今更連絡をすることも
どうかと思います。
(実際にした人が何を言うか!って感じですよね笑)
その執念の結果、
送れたことはよかったけど
そこから欲が出て
彼女がいるにも関わらず
「ダメ」だと分かってても
彼に会おうとメールと送ってしまって。
擁護のしようがないですよね…。
ブログの中で出てきた
『今度遊べる?』
ぼくは何を送っているんだ。
↑
ここの部分は思考と気持ちが
戦っているところです笑
ダメだと分かっていて
人はそのダメをしてしまう…
そして、
ぼくと彼女は今後どうなるのか?
次回で
「守りたい小さな手」シリーズは
終わりますので、
どうぞ最後までお付き合い下さい。
では次回をお楽しみに!
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