守りたい小さな手4〜アイデンティティの形成53〜

あわせて読みたい
過去の恋愛体験(記事のまとめ) 今までの記事をまとめてます。(上から時系列になっています) https://ushinokoi.com/first 自己紹介記事です。 「中学生編1・2」中学生のぼくが「性」を意識するはな...





うっし

「罪の意識」




『久しぶり、元気にしてる?』

その内容のメールを

ぼくは彼に
何度も何度も
アドレスを思い出しながら送る。



送るたびにメールセンターから
『宛先が見つかりません』とメールが来る。



そしてついに
ぼくのメールは彼に届いた。



温め合ってキスで始まった
元彼のことです。



ぼくはメールが届いてから
ドキドキが止まらなかった。






うっし

「お互いの気持ち」




ぼくと彼は
キスから始まり
話し合わないまま別れた。



始まりも言葉がなければ
終わりも言葉がない。



そのことに
別れてからずっとずっと
モヤモヤとしていた。




『別れたけど別れきれていない』

この感じが
フワフワと心の中を漂っていた。






うっし

「メールの返信」




元彼にメールを送ってから
1日経ったころ、返信がきた。



『元気にしてるで。タカは?』
(タカはぼくのことです)



前みたいに絵文字もなければ
ただ淡々とした文字が
並べられているだけだった。



そのメールの空気感が辛かった。



『元気にしてるで!
 そういえばさ、ぼくらって別れたんよね?』
とぼくは彼にメールを送った。



ぼくは答えが欲しかった。



ただひと言
『別れた』と聞いて
ケリをつけたかった。







うっし

「やっと終われた」




『うん。最後のとき
タカが出ていった時に別れたと思ってる。』


その言葉でぼくは納得した。



だけど
スッキリとはせず
口からハッキリと聞きたいため
返信をした。



『今度遊べる?』
ぼくは何を送っているんだ。



『忙しいから
冬休みになら遊べるかも』と元彼。



『早く遊びたい』
ぼくは何を言っているんだ。



それきりメールは
返って来なかった。



ぼくは欲望に負けた
自分を恨んだ、
悔やんだ、

そしてもう
終わらせたかった。


彼女との関係を。








おまけ



みなさんこんにちは!(*´ω`*)

当時のぼくは
「なんとしても彼にメールを送ってやる!」という
執念のようなものに取り憑かれて
いたように思います。

きっと本当に頼れる人が
彼しかいなかったのかもしれません。

というか、
自分から別れを言っておいて
今更連絡をすることも
どうかと思います。
(実際にした人が何を言うか!って感じですよね笑)


その執念の結果、
送れたことはよかったけど

そこから欲が出て
彼女がいるにも関わらず
「ダメ」だと分かってても
彼に会おうとメールと送ってしまって。

擁護のしようがないですよね…。



ブログの中で出てきた

『今度遊べる?』
ぼくは何を送っているんだ。


ここの部分は思考と気持ちが
戦っているところです笑

ダメだと分かっていて
人はそのダメをしてしまう…


そして、
ぼくと彼女は今後どうなるのか?

次回で
「守りたい小さな手」シリーズは
終わりますので、
どうぞ最後までお付き合い下さい。


では次回をお楽しみに!


応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

同性愛ノンフィクションブログ(ゲイ)・恋のうっし。 - にほんブログ村

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

💡よかったらシェアしてね💡
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる