アイデンティティの形成55〜最終回〜

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うっし

「やっと見つけた」





彼女との別れの一部始終を
相談室の先生に話した。



そうすることで
自分のアイデンティティが見えてきた。



『ぼくは男の人が好きなんだ』ということ。




そして先生に
『やっとアイデンティティの
 骨組みができたね』


と言われ
ぼくは自分のことを
認識できてとても嬉しかった。






うっし

「ぼくは…」





ぼくは男の人が好きだ。



恋愛対象として
男の人が好きだ。



今まで自分と向き合えず
モヤモヤとして見えなかったが

彼や彼女
相談室の先生のおかげで
やっとハッキリと分かった。



そのことが
どんだけ嬉しかっただろうか。



『男の人が好きだ。
 好きになっていいんだ』

という
1つの事実に


ぼくは自分の中に
揺らがない芯ができたように思えて
それは自信に繋がっていった。






うっし

「友達に伝えた」





バイト先の友達であり
同じ大学に通い
仲良くしている友達くんには


以前から
(先生にカミングアウトした後ぐらいから)

ぼくに彼氏が居ること
(今は居たこと)
を伝えていた。



その友達には
相談室で先生と話して
ぼくが男性を好きとわかった後に遊んだ時に


『ちょっときいてよー!
 ぼくな男の人が好きなんよー!
 やっと分かって嬉しいわ!』


と自転車に乗りながら
友達に大声で伝えた。



大声で伝えたいほど嬉しくて
視界がパッと明るく開けたよう思えた。




おしまい。




おまけ

55回続いたこの長いお話もついに終わりました。
高校生の時から大学4年生まで書き綴り

今年の春から書き始めたから
約半年ぐらい続いたのかな…
(途中はお休みして申し訳ないです)

皆様には毎回読んでいただき
Twitterのリプでコメントをいただき
嬉しく、楽しく、励みになりました!

本当に本当に
いままでありがとうございました(´∀`*)




自分が「男性が好き」と分かった時は
本当に嬉しかったんです。

今まではモヤモヤとしていたことが分かって
視界のモヤが晴れたような気がしたんです。


だからきっと、
高校生の時に片思いをしたことも
彼と付き合い、彼女と付き合う期間も

全部が自分を作るための
大切な要素だったのかなと思います。




うっし

次回予告



「男の人が好き」と分かったぼくだったが、
出会いの方法がわからなかった。

そんな時に
ある男性と出会う。

大学卒業を控えるも
就活がうまくいっているとは言えず、
このままどうなってしまうのか!


大学4年生のぼくは
ターニングポイントを迎えます。


では次回をお楽しみに!

応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

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