![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_8708-e1649049314932.png?fit=300%2C188&ssl=1)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
「胸を撫で下ろす」
先生に
ぼくのことを伝えて
涙が止まらず
渡されたティッシュを濡らした。
(きっとこのことを
カミングアウトと言うのね。
当時は知りませんでした)
その日を境に
相談室では彼のことを
話すようになり
悩みを聞いてくれることが
とても心強く感じ
今まで以上に
安心できる場所になりました。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「閉店してしまった」
ついに
ぼくがアルバイトをしていた
スーパーが閉店してしまった。
ぼくはアルバイトを
スーパー以外にしていなかったため
新しいバイトを
見つけようと思っていたが
なかなか見つからない。
ぼくの性格上「表舞台」は苦手なため
お店の受付や
レジなどの表に出る仕事は
避けて探していた。
(ちなみにスーパーでは
品出しをしていたので裏方。
それ以前にはお弁当屋さんで厨房。
高校生の時はスーパーの惣菜
新聞配達をしていた。
全て裏方、人とほぼ接しない仕事なのだ)
閉店してから2週間ほど経って
スーパーのバイト時代の仲間からメールが着た。
「良かったら
私がバイトしてるところで働かない?」
これがぼくにとって
のちにターニングポイントとなる。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「スーパー銭湯」
履歴書を書いてぼくは電話をした。
「〇〇さんから紹介して頂いて
アルバイトをしたいのですが。
希望は厨房です」
と電話越しに伝えた。
その後
ぼくは面接をして
すぐに働く事になる。
水曜日、土曜日はサークルなので
バイトは月曜日、金曜日
時々日曜日に入っていた。
バイト内容は
簡単な調理ばかりだったので
すぐに覚えた。
風呂上がりの人は
ビールを求めてカウンターに並んだ
ぼくはビールを注いだ
子供にはジュースやソフトクリーム。
バイトを初めて1ヶ月経たないうちに
お局さんからイジメられたりしたが
それでも次第に仲良くなり
ぼくにとってアットホームな
第二の家になりつつあった。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「彼には必然、ぼくには突然」
バイトに慣れ出して
学校にサークルに忙しく
彼はというと勉強を頑張っていた。
10月のこと
彼からぼくに言われた。
「来年の4月にアメリカに留学に行くわ。
1年間の語学留学」
ぼくはその言葉の意味が
よく分からなかった。
彼からしたら
ずっと前からわかっていた必然。
ぼくには寝耳に水
青天の霹靂
突然のことで
頭が真っ白になってしまった。
おまけ。
相談室の一件があり
感情が忙しい場面があったけど、
なんとかバイトにサークルに
生活が落ち着いてきたと思った矢先に
彼からの突然の告白なものでして。笑
そりゃびっくりしましたよー。
付き合ってすぐに遠距離恋愛になって
またもや遠距離になるのかと思うと
本当にやるせなかったです・・・
これからが波乱の予感!
コメント