![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_8708-e1649049314932.png?fit=300%2C188&ssl=1)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
「そして
恋と愛を知ってしまった」
彼の唇にキスをしてしまった。
その直後、
僕はうつむきながら
「離れたくなくて…」と彼に伝えた。
伝えると今度は彼が何も言わずに
ぼくの唇にキスをする。
彼は舌を絡ませてきて
ぼくはドキドキが止まらなくて
よく分からなくて、夢中になっていた。
息が荒くなったが
何度も何度もぼくたちは
キスを繰り返した。
すると2人して
顔を見合って
「あ!なんか濡れとる!」とぼく。
「なんか濡れてるなぁ」と彼。
2人して
公園のトイレに駆け込む。
お互いに自分のモノを確認して
「なんかパンツが濡れてたわー」と
お互いに照れながら笑っていた。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「そして
別れの時がやってくる」
時計を見ると
新幹線が発車するまで
残り30分となっていた。
ぼくたちは歩道橋を後にして
新幹線の改札に向かう。
少し長めのエスカレーターで
前にいる彼に頭を預けてもたれ掛かる。
「2週間後に会えるよね?」とぼく。
「うん、待ってるから来てね」と彼。
急に離れることが怖くなり
ぼくは急に涙が溢れて
止まらなくなってしまった。
「離れると、今までみたいに会えなくなるやん。
離れるの寂しいわ。せっかくお互いに
好きだと分かったのに」
泣きながらぼくは彼に伝えた。
「大丈夫やって、
お互いにそれまで頑張ろ!」と彼。
新幹線の時間が迫るなか
ぼくたちはエスカレーターを
登ったり降りたりを
何回も何回も繰り返していた。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「次に会うその日まで…」
いよいよ彼が改札を通り
新幹線へと向かう。
ぼくは彼が
見えなくなるまで手を振る。
見えなくなっても
「また戻ってくるのではないか」と思い
数分間その場に居た。
携帯電話が震えたので見てみると
「新幹線に乗ったでー!」と彼。
「それと、うっしの泣く姿見て、
おれも泣きそうになったわ。
泣いたら悲しくなるから
あんまり泣いたらあかんで?」と彼。
「泣かない」と決めたぼくは振り返り
地元へ向かう電車に乗って帰った。
彼は東京方面に向かっていて
ぼくはその反対方向へ向かう。
2人の離れる距離による寂しさと
「ぼくを受け入れてくれた」という
初めての嬉しさが溢れ出し
ぼくは電車の中で1人泣いて、泣いて
家に帰った。
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png)
![](https://i0.wp.com/ushinokoi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-IMG_8708-e1649121479768-150x150.png?resize=80%2C80&ssl=1)
「キスで始まった
ぼくたちの恋愛」
ぼくたちは
いつの間にか「友達」になり「親友」になり
そしてキスをして「恋人」となった。
2人「好き同士」だと分かった途端に
離れ離れになり
そして、
これからぼくたちの付き合いが始まる。
おしまい。
今回までが初めての彼と
付き合うまでの話でした!( ´ ▽ ` )
コメント