「若さが止まらない」
クーラーの効いた涼しい部屋にぼくと彼。
シャツとパンツ姿の二人は
布団に横になり抱きしめあった。
目と目を合わせると
恥ずかしくてニヤけてしまった。
それでも一度キスをすると
二人とも真剣な表情になり
キスをする度に
激しさが増していった。
絡まる舌と
大きくなるお互いのモノ。
下着越しにそっと触ると濡れており
そのヌメりけのある感触が
脳を刺激して気持ちが高揚した。
優しく触れて
少しずつ強く触って
その度にぼくの声が、彼の声が漏れた。
耳に入ってくる彼の声に
興奮して心が痺れた。
触られる身体に幸せを感じた。
いつの間にか二人とも
息を切らしており
ぼくたちは手を離して下着を脱いだ。
「勉強以上に真剣に」
お互いにシャツを一枚着ている。
その姿が
ぼくたちのプレイスタイルだった。
そしてぼくの順番は
いつも彼のあと。
理由としては簡単で
ぼくを初めにすると
終わった際の脱力感で
何もできなくなるからである。
ぼくは彼の大きくなったモノの先を
優しく舌先で舐めた。
少しのしょっぱさを感じ
同時に彼の体がピクリと反応した。
さらに
彼の被っているものを
指でおろしてパクッと咥える。
するとまた
彼の体がピクリと反応する。
少しずつ彼が
ぼくのものになっていく感覚が
さらにドキドキさせた。
咥えたものを上下に動かしてみると
彼の息遣いが少しずつ激しくなる。
「旅路の果て」
彼が気持ちよさに慣れたころ
ぼくは粘着質な液体を取り出し
彼のモノに垂らした。
ぼくの右手と
彼のモノに絡みつき
右手が滑らかに
上下運動をする。
次第に息遣いと
鼓動が激しくなる彼。
「あ!だめ、出そう!」
と言葉をぼくに届けようとした時には
彼は果てた。
彼の遺伝子と言う名の
熱を帯びた液体がぼくの手に降り注いだ。
「時間というスパイス」
「4ヶ月」という時間のスパイスは
ぼくたちを獣にした。
離れた時間があるからこそ
相手の大切さを実感し
触れたくても触れられない
距離があったからこそ
お互いに求めて止まなかった。
辛いことが多く
彼には離れている時に励まされ
支えられることが多かったが
「この日のため」と思えば
待てて良かったのだ。
(会えた意味でも求め合った意味でも)
ぼくの番は省略します。
早漏なのですぐに終わっちゃいます笑
おまけ
遠距離恋愛になって4ヶ月、
泣く日々が多かったけど
それでも会えたから
辛いこと全てをチャラに出来るのは不思議。
普段はぼくと彼、
えっちことをしても
あまり満たされなかったけど
この時ばかりは気持ちが高まって
やっぱり久々にすることで
新鮮に感じたのか
好きが溢れてしまったのか。
どちらにしろ
二人とも幸せな時間を過ごすことができたので
よかったのかなと思います。
(みなさんも同様の経験ありませんか?笑)
お読みいただき
ありがとうございました!
次回からは終盤に向かって進んでいきます!
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