新しい恋を探して4

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うっし

「会えない時間」




お互いに自分の生活へと戻る。


変わったことと言えば
「毎日メールを送り合う」
ということ。



朝の「おはよう」から
夜の「おやすみ」まで

何通もやりとりをしていた。




次第にぼくたちの仲は深まっていき
ぼくは彼に会いたくなり

「今度のクリスマス前に
 部屋に行っていい?」と伝えた。






うっし

「目指せクリスマス!」




彼は
「え、遠いけど大丈夫?」
とぼくに伝え


「実家より近いし大丈夫よ!
 バイトも休みとるから」と

ぼくは彼に伝えて
会いにいくことが決まった。




待ってろよクリスマス!

と意気込むぼくの心は
ワクワクして弾んでいた。



やはり
楽しいことが待っていると思うと
毎日が楽しくなる。



バイトも学校も
日々の生活に対して
ぼく調子はとても良かった。


なんだか久しぶりに
活き活きとした
楽しい日々を送ったように思えた。






うっし

「荷物をまとめて」




2泊3日の予定なので
二日分の着替えをリュックに詰め込んだ。



「明日には彼に会える!」
そのような気持ちになることが嬉しかったり


「いよいよ明日だね!気をつけてね来てね」
という彼の気遣いが嬉しかったり


ぼくは
遠足の前日に眠れない子供になっていた。






うっし

「高速バスがゆく」




どこか遠くに行くときは
いつもドキドキする。



修学旅行や実家に帰省するとき
恋人と旅行にいくときなど

距離や慣れないことに
心が困惑したり
その反面嬉しかったり。





当日になり
ぼくはお昼頃
高速バスに乗り込む。

東京から名古屋を目指した。





初めは会えることに対して
ドキドキとしていたが

バスが得意ではないぼくは
(酔うため苦手です)

少しずつ
くたびれていって
眠ってしまっていた。




気付けば休憩をするサービスエリア
気付けば名古屋に着いていた。






彼からのメールに書いてあった
「近鉄名古屋線」を目指した。

そしてぼくは
電車に乗り込んだ。




再びドキドキとしている心と
少し疲れたぼくの体を
電車がゆっくりと彼の住む街へ運ぶ。





彼の部屋の最寄り駅に着き
辺りを見渡す。



電話がかかってきて
ぼくは電話に出る。



「もう着くから」と言った彼の言葉
そして彼は
黒い車に乗ってぼくの目の前に現れた。









おまけ


いつも読んでいただき
ありがとうございます( ´ ▽ ` )


今回は気になる人と離れて
それぞれの生活をして
そして彼の元へと向かう話となりました。


この時は彼と離れて居ても
全然不安になったり
寂しくなったり
しなかったんですよ。

きっとお互いを知る楽しみや
毎日連絡を取れる安心感が
あったからなかのかと思います。


それに付き合っているわけでもない
友達?だから
気持ちがセーブされてのかなとも思います。


片思いをしている時って
どんなやりとりも楽しいですよね、

メールのやりとりも
本当に楽しくて
ケータイばかり気にして

着ていたら嬉しくて
こなかったら少し寂しくて

なんか気持ちが動いていることが
「生きている!」と思えて
すごく楽しいですよね笑



ということで次回は
ぼくが彼と再会するお話です。

再び会ったぼくたちは
どんな顔をして
話すのでしょうか。


次回をお待ちください!



応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

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