「喜びも束の間」
『ぼくは男の人が好きだ!』
と分かって
喜びが溢れるのも
少しの間だけで
ぼくには
ある疑問が頭に浮かんだ。
『しかし、どうやって出会うんだ?』
と疑問が出てきた。
9月の終わりごろから
ぼくはブログを書いていた。
(人生で初めての立ち上げたブログです)
そしてぼくと同じ
同性愛者のブログを見ていて
12月にある集まりのオフ会がある事を知った。
(彼女と別れたのちのこと)
それと同時に
Twitterも始めて
オフ会に参加しそうな人と
仲良くしていった。
「いざ参らん!」
ついにオフ会の日がやってきて
ぼくは新宿に向かった。
集合場所の目印はあったけど
相手の顔を知らないので
オロオロとしていた。
(Twitterのプロフに
顔出ししていない人も多かったので)
オロオロ、ドキドキとしていて
挙動不審になっていると
1人の男の人が
ぼくに話しかけてきた。
「もしかしてタカくん?」
と優しく話しかけてきた男性がいた。
(その名前で登録していました)
その男性のおかげで
ぼくは無事に集合場所で発見されました。
ぼくが揃った事で
全員が集まったため
お店に行った。
ぼくは話しかけてきた男性しか
頼りになる人が居なかったため
その人と一緒に歩いていった。
「なんかオドオドしてるけど大丈夫?
もしかしてこのイベントは初めて?」
と話しかけられて
「うん、初めてで緊張してるんです」
とぼくは答えた。
「いざオフ会!」
飲み屋に着いたら
乾杯と共にオフ会が始まったのだが
ぼくはこの集まりについて
あまり知らなかった。
10分ほど経つと
取りまとめ役の方が挨拶をして
スクリーンに映された写真を見ながら
今までの会を振り返っていた。
LGBTの当事者や関わりのある人
関わりを持ちたい人が集まる会みたいで
話にふむふむとぼくは頷き
お酒をゴクゴクとただ飲んでいた。
ぼくの横には
集合の時から同じ男性がいて
お互いの事を話していた。
今までの付き合いや日常のこと。
初めて話しをするのだが
とても楽しかった。
もしかしてこれは
「お酒の力」というやつか?
「湧きあがった気持ち」
その男性がトイレに行った時に
ぼくはトイレ前に行き
彼が出てくるまで待った。
そして
トイレから出てきた彼に言った。
「ちょっとさ、
2人で外に出て話しませんか?」と。
そして
終わらない2人の夜が始まった。
おまけ
さてさて、
今回から新シリーズが始まりました!
「新しい恋を探して」
ということで
前回に自分のことが分かったぼくが
恋を探していく話です。
自分のことが分かったはいいけど
「どうやったら出会いがあるのか?」
という肝心なところが
全くもってわからず知識ゼロの状態でした。
きっと当時も
「アプリ」なるものが
あったんだろうけど
そのアプリを知るのも
まだまだ先の話なんです笑
ちなみに、
ぼくはアプリを使ったことがないです。。。
話は戻り、
オフ会でない集まりに
行ったことがないにも関わらず
なぜかオフ会に参加したぼくですが
集合時に優しく声をかけてくれた男性に
積極的に声をかけました。
そして続きはどうなるのでしょうか。
22歳、大学四年生のぼくの
新しい恋が始まろうとしています。
では、
また次回もお楽しみに!!
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