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「2人の短い同棲生活」
彼との1週間の同棲生活が始まった。
友達の家に泊まる事は何度もあったが
こうして好きな人と
少しの間でも一緒に暮らすのは
初めてで色々と戸惑った。
お互いの育った環境の違いから
朝ごはんを
食べるやら食べないやら
何時から食べるやら
寝る時間が違うやら
色々と違いがあった。
(この違いが絶妙ににストレス)
そしてさらに
初めての恋人なので
ぼくの中に感じたことのない
感情が新たに生まれてきた。
それは「嫉妬」である・・・。
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「ケータイ事件」
『好きな人の事は気になってしょうがない』
きっとこれは
特に付き合いたての恋人同士なら
あることではなかろうか?
(人にもよるのかもしれないが)
ぼくは彼のケータイが気になっていた。
1日に何度も何度も
ブーブーとバイブ音がする。
「誰かからメール?」とぼく。
「うん、この前(4月から通う)学校に
行った時に会ったクラスメイトから」と彼。
ぼくは気になってしまった。
「何度もケータイがなる。
きっとなんて事ない内容なんだけど
もしも彼に気のある人が
メールしてたらどうしよう。」
ぼくは悩んでいた。
ケータイを見るべきか
見ないべきか。
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「恋の狂気」
彼がお風呂に入っている時に
彼のケータイが震えた。
ぼくは悩んで悩んで1日があっという間に過ぎて
また夜になり震えるケータイを見る事に決めた。
(よし!みてやるぞー笑)
良心の呵責に苛まれながら
ぼくは彼のケータイを開けた。
暗証番号のロックは
されていなかったのでメールが見れた。
だか特別怪しいものはなかった。
ぼくは安心と共に
「バレたらどうしよう」という不安に
顔が青白くなっていた。
そして彼がお風呂から上がって
ケータイを見た直後に
「ケータイ見たやろ?」と言われた。
ぼくは一瞬にして固まった。
頭の中がパニック状態で
ぼくはその場に立ち尽くした。
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