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ボクはぼくなんだ8

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【あらすじ】
高校3年生の時に初めて男の人と付き合い
3年後に別れる。

その後、
女性と付き合い数ヶ月で別れる。

そして自分が「男性が好き」と分かって
出会いを探していた。

男性と知り合ったのちに
ぼくたちはお互いに告白して
付き合うことになる。



ぼくは大学を卒業して
4年間住んだ家と別れて彼と共に
車に乗る。


そしてぼくたちの
同棲生活がスタートする。
(2012年4月〜)

その後のおはなし。
(当時22歳)


うっし

「小さくなる背中」
2012年5月8日


連休で
実家に帰った時の事。



1年半ぶりぐらいに
母に会った。




月日が経っても変わらない
明るいしゃべり口調なのだが
一つ変化しているところがあった。


それは
少し老けていたことである。



少し会わない間に
また苦労を重ねて
年をとったんだなと思った。




家に帰れば聞いてくること。

「もっとしっかりしなさいよ!」
「そんなんじゃ彼女できないよ!」
「いつかは結婚するんんでしょ!」
などなど。


今回は
「結婚するんでしょ?」
という発言がよくでていた。



「ボクは結婚しないんだよ。
 彼と一緒に生きていくから。
 
 お母さんの期待には
 答えられなくて本当にごめん。

 やっぱり
 孫の顔を楽しみにしてたのかな・・・。
 
 お母さんの事好きだよ。
 彼の事も好き。
 本当に大好きなんだ。
 だから彼と生きていきたい・・・。
 それがボクの答えです。」


そう言えるわけでもなく
母の話は右から左へと受け流していた。


現在母は何歳か忘れてしまったが
もうすぐ50歳になるだろう。



家には父と妹がいる。
兄は一人暮らしで週末になると家に
帰ってきている。


いずれ妹が
家を巣だっていくだろう。



そうすると
父と母の二人だけになってしまう。



一人ずつ家族が
離れていく家。



そのたびに母は
寂しくなっているのだろうか。


そう思うと
ボクは悲しくなった。



帰る時に
いつも言うことがある。



「次はいつ帰るかわからないよ」と。


そうじゃなくて
「次は夏にでも帰るかな」
などと、次からは気をきかそう。


それと帰る回数も増やそう。

母に寂しい思いをさせないために。
母を安心させるために。



おわり。




おまけ

大学生の時は2年に1度しか
帰らなかったので
あまり母と会う機会がなく

「年齢のこと」は
全く意識することはなかった。



でもこの記事で実家に帰った時には
「自分が大人になっていけば親も歳をとる」
という実感がともて湧いた。
そして少し怖くなった。



親のことも大事にしたい、
でも彼と生きていくことも
大事にしたい。

ぼくはどちらとも大事にしたいと
思うのだけど、
結局はいつも今の自分の状況を
大切にして生きている。

だから彼との時間が
このときは大切で
誰にも譲れないものだった。




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