新しい恋を探して2

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うっし

「温かい空気」




2人で非常階段に座り
騒がしくなく落ち着いた空間で
ゆっくりと話した。




相手が年上であるからか
話をしていて落ち着く。
(ぼくよりも5歳年上です)



会話をしているのに
手を引っ張られているような
リードされている感じがとても心地よい。



二人の時間が楽しくて
思ったよりも早く進んでいく。






話し込んでいてお店の中の様子を見ておらず
「もうそろそろ終わるよー」と
中の人から声を掛けられた。




そしてぼくは
終わりが近づいたことに気づき



ぼくは彼に

「今夜は離したくない。
 このまま離れたら絶対に
 おれが後悔すると思うんよ。
 だからもっと一緒に居たい」


と気持ちが高まり
口からは気持ちが言葉になり
彼に向けられていた。




初めて会ったのに
穏やかで楽しいこの時間に
終わりが来ることが悲しくて
彼を離したくない感情が溢れてきて
止まらなかった。



そしてぼくは必死で
彼との時間に終わりが来ないように


彼の気持ちを
長い夜を
手のように言葉で繰り寄せた。







うっし

「彼からの返事」




「もっと一緒に居たい」
そのぼくの言葉に彼は



「明日の昼までなら大丈夫だよ」
と答えてくれた。





オフ会が終わり皆と別れて
ぼくと彼は電車に乗り
非常階段での話の続きをした。




お互いの地元のことや
どこの大学に通っていたなど

何気ない話が楽しく
揺れる電車が今日は心地よかった。






何度か乗り継いで
ぼくの住む街に着いた。




人気があまりない夜の街に
ぼくと彼。



いつもは何気ない街並みが
今日は特別輝いて見えた。






うっし

「少し大きな手」




川沿いを歩いて
ぼくの部屋に向かった。



「はぁー」と息を吐き出すと
白く漂うほど冷えてきた。



ぼくは彼に
「ちょっと手を貸して」と伝えて
ぼくは彼の片手を両手で握った。



「あったかいなぁー」とぼく。


「そうだね」と
ニコニコする彼。





誰もいない夜道を
2人でゆっくりと
温め合いながら歩き
ぼくの部屋に着いて2人は仲良く寝ました。









おまけ


みなさんこんにちは!(´∀`)


なんでしょうね…
今回のぼくの行動は「若さ」とか「勢い」が
溢れているような気がします笑


飲み会を二人だけで抜け出すという
シチュエーションもなかなか面白いけど

「もっと一緒に居たい」とか!!

言われたらなんか
嬉しいですよね?笑



きっと当時の彼も嬉しかったのか
それともそう思ってなかったのかは
分からないけど、

でも二人で楽く話せたから
良かったのです笑



あー
ちなみになんですけど、

最後の文章の
「二人で仲良く寝ました」は
激しいことは何もしていないので!笑





さて次回は
飲み会の翌日に
彼が家に帰った後のはなしです。


彼とぼくは
一体どうなるのでしょうか。


お楽しみにお待ちください♪


応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

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