前回の記事は上記のものをお読みください🌟
『気持ちを伝える』
「この気持ちを伝えたい」と
僕はいつからか思うようになりました。
小学5年生から「好き」の気持ちが分からないまま
始まったこの恋と言えるか分からない恋。
募ったぼくの気持ちを伝えたい。
「伝えるなら会って伝えたい」
メールや電話もあるけど、
その方法は僕の中では納得できなかった。
なので会って直接伝えようと思った。
そしてある夜、
電話で幼馴染を呼び出して
いつものように散歩をする。
たわいもない話をしたのちに
「話があるんやけど、ちょっといい?」
「ずっと好きでした、付き合ってください!」と
幼馴染に伝えた。
(相手はキョトンとした様子だった)
「ありがとう!でもごめん、
うっしくんは優しくて良い人で好きではないの」
そう伝えられた。
がびーん。
落胆した僕は
「ただの優しい男」だったことに
気付かされて途方に暮れた。
そして、家に帰ってから
バレンタインで貰ったキットカットを
半泣きになって食べ、
僕の片思いは終わりました。
『会って伝えることの大切さ』
この恋を通じて
直接会って気持ちを伝えて、
結果的には実らなかったけど
「この恋が終わった」という実感が持てました。
きっとメールや電話でも
気持ちを伝えることはできるけど、
伝えたとしても
実感が湧かなかっただろうなと
その当時は思っていました。
要は「自分が納得できるかそうではないか」
それが大切なのかなと思いました。
メール(今だとLINE)や電話で
気持ちを伝えることに
納得する人もいれば
会って伝えることで納得できる人がいる。
人それぞれに告白の方法が
あるのかなと思いました。
おしまい。
-次回予告-
ぼくは高校2年生になり、
学校行事の中でも一番楽しみにしていた
「修学旅行」に行きました。
旅行中の夜に男友達に
いきなりハグをされて
ぼくは雷が落ちたような衝撃を受けました。
その日からその子のことが気になり
人生を左右するイベントがあり
高校3年生になるまでの話です。
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