「先輩と後輩」
スーパーで
バイトをしていた時の話。
僕がバイトを始めた時には
先輩女子がいて
半年ぐらい経つと後輩女子が入ってきた。
先輩とぼくは同い年
後輩は1つ年下ということもあり
バイト帰りにコンビニに寄って立ち話をしたり
3人で飲みに行くこともしばしばあった。
「後輩の相談相手」
バイト終わりに
家から近くの公園で
後輩女子と長話をする事が多くなった。
当時付き合っていた彼氏さんのこと
通っていた学校のこと
日常の些細なことをなんでも話した。
僕はそんな時間が楽しかった。
好きな気持ちはなくて
友達として
ただ楽しかった。
後輩女子と知り合ってから
3ヶ月ほど経ったある日のこと。
いつものように話している中で
お互いに好きなゲームが同じという事が分かり
僕の家に行き夜通しでゲームをすることになった。
ちなみにその時には後輩女子さんは
彼氏さんと別れていました。
「悲しい事実」
ゲームを夜通しした時のこと
夜中の3時になってお互いに眠くなり
僕は布団
後輩女子はソファで寝た。
朝の8時ごろになり
「おはようございます、
昨日はゲーム楽しかったです!
またしましょうね🙂」
後輩女子はそう言って
家に帰っていった。
そしてその1週間後に
「ごめんなさい、もう会えないです」
後輩女子から
衝撃的なメッセージがLINEに届いた。
僕は何が起こったのか
理解ができなかった。
「納得ができない」
「うっしさんと夜通し遊んだことを
学校でいつも一緒に居る
グループの友達たちに話したんです。
そしたら、
『夜通しで男と2人きりで遊んで
何もなかったなんておかしい。
女性として見られなかったんじゃない。
男女の間に友情なんてありえない』
そんな事を言われたんです。
だからショックで
もう、うっしさんとは遊べません」
僕はさらに理解ができなかった。
ぼくが後輩女子がグループの友達から
言われたことを否定するも返事は返ってこず
バイトに来なくなった。
「ただ友達として遊んでいただけで
今後も同じように遊びたかっただけなのに…」
僕はひとり、とても悔しかった。
これから思い描いていた
楽しいことが一気に崩れたから。
あまりにも突然のことで
ぼくは事実を受け入れることができなかった。
「それでも
男女の友情は成立する」
後輩女子の一件では
男女の友情は成立しませんでしたが
僕は男女間に友情は成立すると思います。
2人が「友達」と思い
その気持ちが変わらなければ
成立すると思います。
男性の友達は男性だけとか
女性の友達は女子だけとか
もっと自由で良いのに!と思います。
おまけ。
今なら「ぼくはゲイだから」という風に
言えるのかもしれないなと、
ふと思いました。
当時は自分のセクシャリティも確立されていなくて
後輩女子を救う言葉も知らなくて…
今になって考えると
もっとできたことがあったのかなと
思います。
てかさ、
男女が一夜過ごして何が悪いの!
なんも無かったんだからそれでいいやん!
後輩女子のグループのやつめ!
と当時も今も思っているけど
彼女にとってそのグループが
一つの「社会」だから
信じざるを得なかったのかな、
なんて思います。
次回の話は
ぼくの初めての「カミングアウト」です。
彼と付き合う一方で
ぼくは自分自身に悩みを抱えていたのです。
それはお楽しみに!!( ´ ▽ ` )
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