「季節は
二度目の春を迎える」
肌寒い3月の終わりごろ
彼のもとへと向かうぼく
夜の10時。
自転車を漕いでいると
突然に
温かい風が吹いた。
(彼と付き合ってから)
季節が一巡りしたんだな、
ぼくはそんなことを思った。
そしてぼくは
大学2年生になった。
「毎日に
詰まらなさを感じる」
1年生の頃を振り返ると
彼のところに行き
半同棲のような形になっていたが
それだけではなかった。
友達付き合いも
ほどほどにしており
バイト仲間もできた。
(でもほとんど遊ばなかったな笑)
でも僕の中に少しずつ
満たされない感情が
溢れてきていた。
その原因は
選抜テストにあったのかもしれない。
「クラス分けテスト」
ぼくが通っている
大学の学部・学科は
「保育士」や「介護士」の資格を
取得するためのカリキュラムが存在する。
2年生からは
希望するコースに行き
どちらかの資格を目指して
勉強をしていく。
だけど
それぞれに定員があり
それはテストによって決められる。
ぼくは「保育士コース」を選択して
テストを受けた。
そして落ちた。
「ならず者たち」
保育コース・介護コースの
どちらにも所属しない人がいる。
(テストを受けなかった人も多々いる)
その人たちは社会福祉士を目指す。
目指したい人だけ目指す
と言う方が正しい。
ぼくはというと
保育士になれると思って
入った大学なのに
2年生になる前に
目の前の道が途絶えてしまって唖然としていた。
途方に暮れた。
「満たされない心」
目的地も目標もなく
大学に通う日々が続いた。
ふらふらとなんとなく
サークルの勧誘をおこなって
賑わっている場所に身を投じた。
(1年生の時は全く気にしていませんでした笑)
何かがこの渇きを
満たしてくれるものはあるだろうか
そう思いながら希望なく
ぼくはフラフラと歩いていた。
すると見つけてしまった。
「団員募集!」
それはオーケストラのサークルだった。
おまけ。
高校生の時のクラス分けのテストと同じく
今回もクラス分けのテストを受けたわけですが
今回は白紙で出すことはしませんでした笑
もちろん!
だって保育士コースに行きたかったもん( ´∀`)
だけど、
落ちたモノで…
これからぼくの生活はどうなることやら。
え、これから卒業まで
なんのために学校に行くのよ?
と思っていました。
彼との生活もどうなることやら(´ー`)
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