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「幸せとはなんぞや」
2012年12月7日
「いったいなにがボクの幸せなの?」
地上から高く
部屋が広いマンションに
しかも都会暮らしをすること。
駅が近くて
スーパーも近くて
オシャレな街で住み心地も良くて。
朝は優雅にモーニングを。
そして夜には恋人と
夜景の見えるレストランで食事して
「こんな街の明かりよりも
君の方がステキたよ!」とか
「君の瞳に乾杯!」とか言って
恋人との時間を楽しむ。
その後はタクシーで
マンションへと帰り
部屋のベッドに直行して
二人裸になり華金の夜を過ごして土曜日に。
土曜日には車に乗って
水族館に行ってお魚さんを見て
イルカショーを見て再び夜に。
夜には夜景の美しい場所に行って
「この夜景は君と僕だけのものだよ」
とか言って。
その後はウチに帰って
二人で部屋からの夜景を見ながら
「乾杯!」とか言ってお酒を呑む。
ほどほどに酔ったところで二人の
「サタデー・ナイト・フィーバー」が始まる。
(エッチなことをするのでしょう笑)
そして日曜日になり朝起きると
産まれたままの姿の二人は
シャワーを浴びにお風呂へと行く・・・。
これはボクの思い描いている
華やかな都会生活なわけで一言で言えば
「夢」ということだ。
まあ何も
描かないよりかはいいと
思って描いていた夢なのだが
「この夢を叶えたことで何が変わるの?」
と思ったボク。
変わるのは生活の環境。
いいマンションや
優雅なモーニングや都会など
ただ周りが変わるだけである。
そのことによってボクの何が満たされたか
というとたぶん「物欲」にすぎない。
そりゃあ今よりも
広いところに住みたいのは事実。
都会に住みたいのも事実。
きっとそんな
夢に描いている暮らしをしていると
「心も満たされるんだろうな~」
とは・・・思わない。
周りの環境も大事だが
それよりも大事なことがボクにはある。
「彼と共に過ごすこと。
共に生きていくこと」である。
彼がいなければ
素敵なマンションも都会も
モーニングもいらないと思っている。
理由はそれが重要ではないから。
だからボクは
今の暮らしに満足している。
彼と一緒にいるから。
地上から高いところにあるマンションよりも今は
二人で暮らしている
一つの部屋の方がずっと居心地は良く、
優雅なモーニングよりも
二人で食べるコーンフレークが美味しくて、
夜景のきれいな場所よりも
彼の隣で一緒に笑いながら
テレビを観る方が落ち着いて、
広いベッドで二人重なるよりも
一枚の布団でくっつくほうが幸せ。
周りのものが良いとかで
ボクの幸せは決めれるものではないのだ。
でも「夢」は夢としてそこに向かって
前進するつもりだ。
だからこの夢は
20年後には実現させようと思う。
(もし、この夢が
ずっと変わらなかったらの話だが。)
ボクの幸せとは彼と一緒に生きていること。
だから今はこの時間を
かみ締めて前を向いて生きる。
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