仕事の日の朝のこと。
ぼくは家を出た時に
「時計を忘れた」ということ気づいた。
玄関を出る時に気づいて
取りに行く時間もなくて
バタバタとして玄関をでて電車にに乗るために駅に向かった。
☆☆☆
ぼくは仕事が終わり
家に帰ってから彼に
「そういえば、どこを通って会社に行ってる?」
と聞かれた。
「あの道を通って、そこを通って」
と答えて「なんで?」とぼくが言った。
そして
「時計を届けようとあの通りまで行ったけど
いなかったから聞いた」
と言われてぼくは嬉しくなった。
つまりは
彼がぼくのために
時計を届けようとしたのだ。
嬉しすぎて
抱きしめてありがとうと言った。
☆☆☆
彼と一緒に暮らしていると
大きく嬉しいことが
そこまでない平坦な日々が続くことがある。
だけども
たまにある些細な嬉しいことが
ぼくにとってはとても嬉しく
「彼を好き」と言うことを再認識させてくれる。
「ぼくのことを思ってくれている」
その事実に
ぼくは胸が熱くなりました。
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