ぼくは君を忘れていく。

人間が相手のことを忘れていく時に
一番最後に忘れるものを知っているだろうか?

例えば付き合っていた恋人の
「名前を呼ぶ声」(聴覚)
「見つめた顔」(視覚)
「触れた感触」(触覚)
「一緒に食べた料理の味」(味覚)
「抱きしめた時の匂い」(嗅覚)

この5つの感覚がある。


実は上から順番に
忘れていくと言われている。



逆に言うと「におい」が一番忘れにくいため
「この香りは昔の恋人の香水と同じだ」と
思い出すことがあるそうだ。

逆にいうと
「声」が一番忘れやすいと言われている。




☆☆☆



電車に乗りぼーっと窓の外を眺めていた時に
ぼくは「昔好きだった恋人の匂いが思い出せない」
とふと思った。

声も顔も思い出せるのに
(きっと写真を最近見たから)

「におい」だけは思い出せない。


少し悲しくもあり
「それだけ時間が経ったんだよね」
とも思う。


でも、20代前半に初めて浮気をして
その相手のシャンプーの匂いを
今でも覚えていることは皮肉と言える。


忘れたくても消えない
思い出したくても浮かんでこない。



☆☆☆



きっとこの先
時間がもっと経って
ぼくに皺(しわ)が増えるたびに

「昔の恋人」のことを忘れていく。


「好きだった声」を忘れて
「惚れた顔」を忘れて
「一緒に食べた料理の味」を忘れていく。


でもきっと
「好き」だったことは
事実として残り

その気持ちの輪郭がぼやけて
やんわりと幻のように残り

「こんなこともあったな」と
思える時が来るとしたら
それはそれでいいのかもしれない。


時間をかけていくと
「この時の恋愛は素晴らしかった」と胸を誇れるような
『ヴィンテージ』な記憶でなくても

忘れていきぼやけていく
「そんなこともあったね」と言える記憶の方が
ぼくはきっと愛せる。


過去を誇るよりも
今を生きる自分を大切に
未来に向かって生きていきたいから。






あとがき(うっしより)

なんか久しぶりに文章書きました笑
最近ブログをちょーサボっててなんかごめんなさい。

今回は
「よし!日記的なものを書いてみよう!」と思い
思いついたこと、思っていたことを書いてみました。

なんか最近思うことは
「今年は流れるように
流されるように日々を過ごしていたな」と
思うんです。

だからもう少し
自分の思ったことを留めて
どこかに残せたらいいな
なんて思っています。

毎日のようにツイッターに
ご飯写真を載せているのは
ぼくなんですけど、

なんか表面的なもの?って感じがして
当たり障りがないというか
自分がないというか
綺麗売りと言うか…
(別に誰にも何も言われてません笑)


結局はYoutubeも少しずつやっているけど
自分自身の気持ちを一番表せるのは
「ブログ」なのかなと思う。

だからこれからも
改めてブログのぼくを
よろしくお願いします!(*´꒳`*)

きっとこの言葉たちが
ぼくの心に一番近く
表現できているものだと思います。



あと最後に、
ブログを引っ越ししようかと
考えています。

だからと言って
特別なにかが変わるわけではないです笑


それはでまた。

あ、
メリークリスマス!!

応援よろしくお願いします!(´∀`)♪

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